土偶作家ワクイアキラの2016年の個展で展示させていただいた土偶作品です。
縄文時代に作られた遮光器土偶から
インスピレーションを受けて制作しております。
オモテ面は、、
縄文時代の代表的な土器のデザインとして知られている
火炎土器の炎の形状や不動明王の仏像彫刻の炎の形状を
踏襲した彫刻を施したネオ遮光器土偶です。
ウラ面の方は、、
不動明王の表情や歌舞伎役者の隈取り、
あるいはゲームなどに登場する
キャラクターなどのデザイン要素で構成した彫刻を施しています。
黒い粘土のベースに、赤や白の化粧泥を施して
ディテールを浮き上がらせるという方法で表現しています。
最終的に1250度で詳細した陶粘土の一点もの作品です。
サイズ 高さ３０センチ程
重さ 1.5キロ程
制作年 ２０１６年
